森尾由美 オフィシャル・ウェブサイト - Yumi Morio Official Web Site -

COLUMN

「鴻雁来」

鴻雁来-「こうがんきたる」と読むそうです。
季節を表す方式のひとつで、寒露の初候だそうです。先日伺った旅館の夕食に出たお品書きの初めに記されていました。
「雁が多数飛来して客人となる」と言われていて、お客さんを呼ぶ旅館では縁起良い季語なのでしょうね。
さて、12月には『和食』が、ユネスコ無形文化遺産に登録される見込みですよね。このニュースを聞いて、改めて和食の素晴らしさを実感しました。
熟練した調理師の方が作る芸術的な美しさと美味しさの両方を兼ね備えた和食はもちろんですが、普段私たちが口にする家庭料理にも、季節の素材を生かす知恵や工夫がいっぱいですよね。
年間行事や生活習慣、風土を取り入れて日本各地の生活に密着した和食は、やっぱり優れていると思います。
最近、朝な夕なに吐く息が、ほんの少し白くなってきた今日この頃ですが、自然とお鍋の出番が増えて来ました。
よせ鍋、キムチ鍋、豆乳鍋、しゃぶしゃぶなどの他、娘のお友達が来た時のお昼は、大きな土鍋で鍋焼きうどん。
これからの季節、土鍋はキャビネットでゆっくり休む暇がないくらい、ヘビーローテーションになります。
一人鍋もいいですが、やっぱりみんなでワイワイと囲む鍋は、美味しいくて楽しくて、ますます『天高く馬こゆる秋』です。
写真は、炉端でゆっくりと燃える炭に、穏やかに温められたお鍋を撮りました。
静かな朝のワンショットです。

photo

Weekly LALALAより
2013.11.08


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