森尾由美 オフィシャル・ウェブサイト - Yumi Morio Official Web Site -

COLUMN

「3年5ヶ月」

8月2日に、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県の陸前高田市に行って来ました。
私が訪れたのは2年振りになってしまいました。
アメリカ各地から集まった支援金をStand Up for JAPANの事務所があるカリフォルニアで物資に変えて事前に送らせていただき、今回は手荷物としてハンドソープを段ボールで持って行きました。
2年前は取りあえずだった道路も整備され、お店も色々とオープンしており、随分と立ち直っているように感じたのもつかの間。以前と相変わらず小中学校の敷地に建つ仮設住宅があり、更地になったままの土地があちこちにありました。
陸前高田の窓口になって下さっている大阪周平さんは、「このままではいつになっても自分の家に住むことはできない」とおっしゃっています。
現在120億円をかけて建設しているのは、埋め立てをする土を運ぶ為のベルトコンベアだそうで、「莫大なお金と時間をかけてすることなのか」と、市に掛け合ったそうです。
このように復興まではまだまだ頑張らないといけないとおっしゃる反面、大阪さんの義姉の大阪芙美子さんは3年5ヶ月、皆と協力し合ってここまでやってきたのだから、もういいのではないかと思うそうです。
夢中になって過ごしてきた3年5ヶ月。この先が見えない事の不安と、気を張って頑張ってきたお疲れが出てしまったように感じました。
先日、立て続けに3人の方のお葬式に出られたそうです。その方達は皆さん、仮設住宅に住まわれている方たちだったそうです。
3年5ヶ月経って、支援する私たちも協力の仕方を変えていかなければならない。と思いました。これからも連絡を取り合い、どのような形で協力をさせて頂くことができるのかを考えたいです。 それでも最後に大阪芙美子さんは、「津波がきっかけで沢山の人に会う事が出来て幸せです。遠く離れたカリフォルニアの方達にも心配をして貰って、本当にありがたいですと伝えてね。」とおっしゃっていました。

photo

Weekly LALALAより
2014.08.08


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