突然ですが、今回の現場で、本郷奏多は恋をしています。
想いを寄せるその人は、録音部スタッフのSさん。
毎日ワイヤレスマイクを付けに来てくれるのですが、
とても嬉しそうに話をする姿が印象的でした。
最近、止められないその想いが溢れ出してきて、
現場でもすっかり“公認の片思い”へと発展しております。
ある日のエピソード。
メイクさんたちと、
『もし、俳優部以外で、仕事することになるなら、どこがいい?』
なんて話をしていた本郷奏多。
自分に振られた瞬間、間髪入れずにこう答えました・・・
「録音部!!」
どうして?との質問に、食い気味でこう答えました・・・
「Sさんが好きだから!!」
でも、このチームならSさんいるけど、そうじゃない場合もあるよね?と問われると、
「あー・・・・・・・。そぉかぁーーー・・・・・・・。」
と迷い始めた本郷奏多。
「うーーーーーーーーーーーーん・・・・・。そぉかぁーーーーーーーーー・・・・・・・。」
そ、そんなに真剣に悩まなくても、いいんでないかい?
またある日のエピソード。
撮影が終了し、着替えに行こうと歩いていた本郷奏多。
すると、ちょっと離れたところから、手招きするSさん。
それを見た本郷奏多は、
目をキラッキラっとさせ、両腕を広げて、嬉しそうに駆け寄るー!!
するとSさんも両腕をいっぱいに伸ばしてー!!
二人はぎゅーーーーーーー!!!
感動の再会ばりに、ぎゅぅーーーーーーーーーーー!!!!
へい、へい、へい、お二人さん・・・ワイヤレスマイク、外すだけだよね?
またまたある日のエピソード。
撮影終了後、一人残って声録りをすることになった本郷奏多。
(ちょっと終わるの遅くなるけど、たぶん30分くらいだと思うから。)と伝えると、
「大丈夫ですよー。全然ー。」
と落ち着いた大人な対応を見せました。
ですが3秒後・・・
「あっ、声録りってことは・・・Sさんも?」
(うん、もちろん。)
「(笑)・・・大丈夫ですよー(笑)。全然ー(笑)。」
(うんうん、何か意味変わってきてるよね?)
「えー(笑)?・・・・・・あっ、でも、Sさんいたら上手に喋れなくなっちゃう(笑)!!」
・・・知らんがな。
そして、つい先日のエピソード。
待ち時間、ひとりでポツンと座っていた本郷奏多。
(しばらく出番ないから、待機部屋に戻っててもいいよ。)と声をかけると、
「うーん、大丈夫です・・・。」
と声の暗い本郷奏多。
(どうした?あれ、今日はSさんのとこ行かないのかい?)と聞くと、
「うーーーん、すごく、忙しそうだから・・・。」
と淋しそうな本郷奏多。
実はこの日、Sさんは撮影と並行して、
これまで録った音データをパソコンで整理する作業をされていて、
朝からとても忙しそうだったんです。
それを見ていた本郷奏多は、
「お仕事の邪魔しちゃダメですから。」
と自分の想いを抑えます。
「我慢、我慢。」
と自分に言い聞かせます。
朝から午後までずっとそんな調子で、
メイクさんからも、健気だね~と言われるほど、微笑ましいものでした。
ところが、本郷奏多は見てしまったのです・・・
Sさんと、録音部のHさん(♂)が、パソコンを見ながら楽しそうに笑い合う光景を・・・。
その状況を近くで見ていたこちらも、ハッとしましたよ。
(やばい、これは、ショックを受けちまうでねーか。)
すると、本郷奏多の方を見たSさんが、なぜか爆笑しています。
「はははっ(笑)!!わっかりやすい嫉妬だなぁ~(笑)。」
(ん?嫉妬?)と不思議に思い、振り返ると、そこには・・・
ハンカチに見立てたホッカイロを噛み、
『キィーーーーッ!!』っと悔しげな表情を滲ませる、やきもちボーイの姿が・・・。
・・・兄さん、芝居が古いぜ。それ、昭和だぜ?
まだまだいろんなエピソードがあったはずなのですが、
もう多すぎて、記憶が蘇りません・・・。
ということで、
最後に、本郷奏多とSさんの仲睦まじい様子をご紹介して、
本日の【staff room】、閉店といたします。