君嶋麻耶出演映画「ソウル・オブ・ロック」が2/11(土・祝)公開初日を迎え、オーディトリウム渋谷で行われた舞台挨拶に登壇した。
映画「ソウル・オブ・ロック」は「フィール・ヤング」(祥伝社)に連載されていたノセクニコ作の漫画を完全実写化した作品。売れないロックバンド「バーミヤンズ」のメンバー三人は、お互いが全然違う性格なのに、ロックへの熱い想いだけは一緒だ。
ボーカルのレイカは仕切り屋でいつも場の中心、行き過ぎの強引さが明るくバンドを引っ張っている。作曲やドラムを担当するザキがマイペースの変わり者、ぼーっとしながらも妙に冷静だったりする傍観者。タクは作詞とギターを担当する情熱家、熱い思いがいつだって空回りする思い込みの激しいへなちょこ野郎だ。そんな三人が居酒屋でだべり、スタジオで喧嘩し、ライバルを罵倒しながら、ロックへの愛と未来への夢を確かめ合っていく脱力コメディ集となっている。
舞台挨拶はレイトショー上映のため、21:10と遅い時間のスタートであったにも関わらず、会場は立ち見が出るほどの盛況ぶり。大歓声の中、監督・キャストが舞台に登壇した。
タクを演じる君嶋は「ザキ役の君嶋麻耶です。今日は寒い中、夜遅くありがとうございます。楽しんでいってください」と挨拶。
演じた役と撮影時のエピソードについて「ザキは天然でちょっとマイペース。「うーん」と言いながらもずくを食べている感じです。エピソードといいますと、朝から晩まで居酒屋のシーンだった時、一日中口の中がタバコとノンアルコールビールともずぐだった事がとても印象に残っています」と語った。
「仮面ライダーオーズ」に続いての共演となる有末麻祐子さんについて「息ぴったりだよね?」と君嶋が答えると有末さんから「そうかな?オーズメンバーの中でも(君嶋は)からみづらいんです」と、レイカのような鋭い突っ込みに、会場からは笑いが起こった。さらに有末さんから「ザキとキミジはそっくりで、そのまんまです」とあばき出され「そのまんまだと思います」と苦笑いしながら答えた。
最後まで笑いの耐えない楽しい舞台挨拶となった。
映画「ソウル・オブ・ロック」はオーディトリウム渋谷にてレイトショー公開中です。
ぜひ、劇場でご覧ください。